室内の水槽で楽しむ浮き草

屋外で楽しむ浮草には、一年間を通して楽しめる種類と最低気温15℃以上の季節だけを楽しめる種類とがありますが、一部を室内の熱帯魚水槽へ移動して、冬を越してください。多くの種類は、室内水槽育成だと一年を通して楽しめますが、水面に水流があると育ちにくいです。ここでは蛍光灯(20w一灯式)で育成可能な種類を掲載しています。

多くの浮き草は陽性植物だから種類によっては強光量の太陽光線が必要だと思いがちですが、実際育成条件を比べて見ると、多くの水草や浮き草は日陰育ちの方が綺麗に育ちます。

アオウキクサ(青浮草)

本種は、小さな浮き草で、破片が入ると何時の間にか水面を覆いつくすほど爆殖し、厄介な存在でもある。一部の金魚飼育者達はエサとして好む傾向もあるが、熱帯魚飼育者には好まれない代表種だ。

ヒメウキクサ(姫浮草)

室内育成 屋外育成

本種は、アオウキクサより更に小さな浮き草で、破片が入ると何時の間にか水面を覆いつくすほど爆殖し、厄介な存在でもある。一部の金魚飼育者達はエサとして好む傾向もあるが、熱帯魚飼育者には好まれない代表種だ。大きさでもアオウキクサとは区別可能だが、本種は葉裏が赤紫になるし、4−5cmの長い根を付けるので区別は容易だ。

ウキクサという名の浮草

本種は2005年の初夏にフィールド採集してきた浮き草!自然環境下では一部の水田に自生している、上記の2種ほど小さくないので十分楽しめる。私の好きな浮き草。

アカウキクサ(赤浮草)

熱帯魚の飼育水槽では、本種の名前が想像出来ないだろうが、屋外の浮き草.ファイルにも記載しているので、そちらもご覧下さい。水槽環境下ではm屋外育成下の様に根が長く発達するものかは?未経験だが緑色が美しく楽しい。

オオサンショウモ

水面に隙間がある環境では浮葉が広がっているので、水槽内を減光したい場合などには良いが環境が合うと一気に爆殖し浮葉が重なり合うように育ち水面から盛り上がる様に殖えていく。


屋外育成と水槽育成

浮葉のサイズ

ヒメボタン.ウキクサ

水面に隙間がある環境では浮葉が広がっているので、水槽内を減光したい場合などには良い。

屋外育成と水槽育成 環境が合うと一気に爆殖し浮葉が重なり合うように育ち水面から盛り上がる様に殖えていく。

アマゾン.フロックビット(ドワーフタイプを含む)

低床栄養分の少ない大磯砂育成では、浮葉が10mmを超えることは少ない。

栄養分の多いソイル育成で長く伸びた根がソイルから栄養を直接吸収しだすと、ノーマル種と区別出来ない程に浮葉が大きく成長する。

ノーマル種、アマゾン.フロックビットは小型種より葉が厚い!というくらいで大差はない。 屋外育成と水槽育成

ヒドロミステリア

水槽内では斑が入りにくいので、アマゾンフロックビットとの見分けは付きにくいが、本種は葉先が尖る傾向があり区別できる。夏に屋外の暑い場所から涼しい店内に連れて来たら一部の株から、花芽が出てきた。

フィランタス.フルイタンス

強めの光源で、大磯砂育成では浮葉は、こんな色!当然根は赤くならない。 光源遠く、貧栄養下

ソイル(アマゾニア)育成で、ライトの直下にある浮葉は赤紫になり美しい!当然、根も赤く美しい。

ソイル(アマゾニア)育成でも、光源から少し離れた場所で育成した浮葉は、赤くならない!光源から遠い場所は浮葉も薄く黄緑色だ。
ソイル(アマゾニア)育成(ライトの直下)の株を移動すれば新芽は赤くならないで成長する。 屋外育成と水槽育成

ネグロ.ウォーターファン


最初に購入した株

新芽

増殖子株

増殖子株

通常、水上葉

増殖枝葉

枝葉になる前の新芽

増殖葉

増殖枝葉を切り離し、水面に投下して放置すると子株。

1200水槽の片面で一株まで成長した。

1200水槽で徐々に大きく育っていく・・・ネグロ.ウォーターファンの親株。取り出せば、一株約40cm。

サルビニア.ククラータ


室内の蛍光灯育成下では、浮葉が(左)広がり

屋外育成では、浮葉が、ラッパ形状になり面白い。

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