水生に発生する藻(コケ)を考える

多くのお客様は、水生に厄介な藻(コケ)が出た時、すぐにSHOPへ出向いて、発生藻の説明もせずに、コケの抑制剤を購入し、多くの水草をダメにする。

水生には様々な藻(コケ)が発生する!時には厄介な存在ではあるが、何故発生したのか?を考える初心者が少ないというのが現状だ。屋外のフィールドでも、様々な藻が発生している。それが自然なのだ!生物のいる所には何らかの藻が普通に見られる!ただ漠然と藻が発生したから・・・どうしよう・・・では、話にならない。

セット直後などに多く発生する(通称=茶ゴケ)は、外気温の変化が大きい場合、水槽内の水温と外気温によってガラス面が冷やされる場合に多く見られる。

対処方法=水槽の背面や側面に保温対策として、ガラス面が外気温で冷やされない工夫をするだけで、多くの場合は防げる。

藻(コケ)も食べるとして有名な巻貝やプレコ(オトシン類)は、多くの場合、茶ゴケ以外は、見向きもしない。

     

水草や水槽の内側に付着する、柔らかな糸状藻は、水中の栄養分過多&十分な光量がある場合に発生しやすい。

底砂の上に発生する、柔らかな糸状藻。底砂が明るい色彩や余分な光量がある場合に発生しやすい。

対処方法=リセットor光量の低減orエビに食べて頂く。

   

底砂上に点在するマリモ型、黒髭藻

砂を入れた水槽&底砂の目詰まり直前?という場合に発生。コリドラスの様に底砂をホジホジする様な魚を飼育している場合に発生しやすい。

対処方法=リセット&廃棄

水草やシリコンやパイプなど、あらゆる物に付着する黒髭藻

水中の栄養分過多&付着部分に、ザラツキのある物に発生。

対処方法=石や器具などの物体は太陽光で死滅させてから洗浄orガラス面などは酢で洗浄する。 

多くの飼育者にとって、画像の様な藻(コケ)が昔から厄介な存在なのだ。だが、市販のコケ抑制剤などでの抑制効果はない!

藻の発生に対して考えなければならないのは、安易な抑制剤を使用することによって、大切な水草がダメになるんです。何故なら、水草の方が弱い存在だから。

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