楽しい飼育とは、管理が楽で、生物が長生きできる環境を作ることが大切です。
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自然界(地球)は、日本でも、アメリカでも、アフリカでも、オーストラリアでも 雨が地面に滲み込み還元層を通り、地下水脈を流れ伏流水で湧き出している!という水質再生です。この方法を応用したのがエバーグリーンおすすめ・エアーリフト式、底面濾過です。
多くの人々が体験しているだろう海岸の砂やジャリの現物は、大磯砂とあまり変わりがありません。初期は神奈川県の大磯海岸産、だけど沿岸破壊になり北海大磯となり、今日では海外から輸入されています。当然ですが、沿岸採集になります。
EverGreenオリジナル、海水魚の飼育水槽(ファイル内画像は、2002年迄の記録)
私の飼育は、自然界の水質再生を基本としていますので、書籍などに記載されている方法とは全く異なる飼育方法なのです。サンゴ砂?そのような物は使いません。飼育水が出来ない商品を使っても水換え&換水作業が頻繁になり水質も安定しないので淡水魚飼育と同様の考え方に基づく飼育方法です。もともと磯採集や岸壁釣りが好きであり、夏場、近場の小魚を捕まえては飼育していたのです。飼育方法は淡水魚飼育方法の海水版で水道水が海水になっただけなのですよ。
海水性生物、飼育の為の予備知識
もともと酸素が溶けにくい海水飼育は、飼育水温の上昇を避けないと濾過バクテリアの活動が鈍り、酸欠などによって生物が状態を崩しやすい。また、淡水飼育の様にセット直後から、飼育可能になる方法では、濾過環境にすることが出来ない為、始めから二つの選択をしなければならない。
エア−リフト式、底面濾過フィルタ−を使用する水槽
そのままの状態では、塩ダレやガラス蓋に、コケが付着しやすく管理が面倒なので敬遠されがちなエア−リフト式ではあるが、濾過能力+溶存酸素補給を考えると捨てがたい!
上記写真は当店自慢の方法であり、簡単にできるので公開することにした。
@泡が水面に上がる部分を見越して、水槽のミミ部分(枠)から水槽内水面下(約1.0cm)まで透明のプラスチック板を垂らし、泡が水面に広がるのを防ぐ。
Aエア−の出るダクト部分を水槽の背面に向け、泡を排出させる。
Bメインの水面が動かないと油膜が貼ってしまうので、水中ポンプ(Rio)で水面が流れるような工夫をすればOK。
海水魚飼育に、淡水魚の様に水草の代わりとなる海藻(海草)を入れるのは育成の問題から容易なことではない。そこで鑑賞(水景を明るくする)為に人工の草をポイント的に使用しても面白い。
ヤッコやチョウチョウウオを飼育する場合にはハードコーラル(骨格を有する珊瑚)は厳禁。
性格が温和なので、サンゴ水槽で飼育していた種類
私の大好きなシマヤッコも乾燥餌に餌付いて飼育を楽しもうとする頃には、何時も完売。 | ||||
ヘコアユ |
ヘコアユ |
餌付けには? 孵化ブラインから始め 乾燥小粒餌へと移行 |
ヨウジウオの仲間 |
ヨウジウオの仲間 |
イバラタツ |
カクレエビの仲間 |
カクレエビの仲間 |
カクレエビの仲間 |
イバラタツ |
下の珊瑚や無脊椎を飼育する時に有効な餌は孵化したばかりのブラインシュリンプがとても有効だ。下手な添加剤風の餌を与えるより手軽で入手でき、飼育水も汚れにくいんだよね。孵化ブラインシュリンプを定期的に水槽内に流しいれていると配置した無脊椎生物の下には薄茶色の粉糞?が溜まってくるので上水交換代わりに沈殿物をプロホースを用いて吸い取り、水位の下がった分だけ新しい海水を足せば通常の定期メンテナンスは完了する。
ケヤリムシ&カンザシゴカイの仲間 | ||||
綺麗で人気のある 日の丸 ←・→ |
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綺麗で人気のある シモフリ → |
綺麗で人気のある シモフリ ← |
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ケヤリムシの仲間 ←・→ |
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イバラカンザシの仲間 → |
ハードコーラルの仲間
ハナガササンゴ、設置してから徐々にポリプが伸びて来て | ||||
オオバナサンゴ |
アワサンゴ |
ナガレハナサンゴ |
ハナガササンゴ コブが出来 コブが落ちて・・・→ |
コブからも触手が |
骨格を持ち、卵を産んだり、コブが落ちて殖えていくが、種類の違うサンゴを近くに配置すると、スイーパー触手(10cm以上)を出して他のサンゴを攻撃することが多い。
ソフトコーラルの仲間
チヂミトサカの仲間を配置して、ポリプが伸びて水流にたなびく | ||||
ウミキノコの仲間 ←・→ |
ウミキノコの仲間 ←・→ |
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イエローポリプ、鮮やかな黄色は水槽内では維持が難しい。 | ||||
スターポリプ ←・グリーンタイプ ノーマル・→ |
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夜間のスターポリプ 売れ残りは、お立ち台 を覆いながら成長 |
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ディスク.コーラルの仲間 |
骨格を持たずに、岩などに付着し殖えていく
海藻の仲間 | ||||
淡水、水草育成で多用されている二酸化炭素の強制添加やカリウムなどは本来、海藻&海草育成の為の商品。
大磯砂(10kg) |
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赤穂の天塩 |
還元バクテリア |
インフゾリアの素 |
意外な生物が意外な形で公開されていたことを知り、誰でも比較的簡単に生きた海水を実体験することも容易になりました。
海水魚飼育の為の裏技!新規セット方法
海産生物の専門書籍に、ゴンズイと並んで掲載されていた魚は?なっ!なんと熱帯淡水魚として流通する(ブラックモーリー)現地では、沿岸&湾岸に棲んでいるとの記事内容。
ならば・・・淡水で飼育することより海水で飼育する方が良いのでは?というのが全ての始まり、興味を抱いた時は、何時もの様に・・・マズは?実験だ。
流通するブラック.モーリーを行き成り、海水の中にポチャンは、気の毒なので、マズは淡水用に立ち上げた45cm水槽を用いて、海水を注ぎ、海水比重1.014で様子を見て、数時間後、1.017へ濃度を上げる。翌日、餌も食べて元気を確認した所で、海水比重を1.020へ・・・ここまでくれば・・・あとは海水の水槽に移すだけ。
ブラック.モーリーには、少し気の毒だが、中々餌付けしにくい種類の為に、子を産んでもらえば、飼育目的の魚にとっては、大事な生き餌となり便利だ。また、ヒゲ藻を食べる習性もある為、サンゴ水槽にも便利な生物。
当時!サンゴの販売水槽内を泳ぐ・・・見慣れた魚を見つけた常連は、水槽の前で首をかしげ・・・その様は、楽しい思い出。
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